卒業生の声02

MITO RIKAKO

水戸 里歌子

2019年卒
Linky by SHIMA

東京のトップサロンとして50年もの間、最旬のトレンドヘアを作り出してきたSHIMA。水戸は京美を卒業後、SHIMA入社に伴って上京し、スタイリストとしてデビューを果たした。産休を経て現在も、代官山の八幡通り沿いにあるLinky by SHIMAで精力的に活動している。得意とするカットは、ボブ、レイヤーカット。また、代官山の土地柄に合わせた大人らしいスタイルにも対応している。

折れない心は、京美で

いまでこそ、SHIMAのスタイリストとして活動していますが、もともと美容師志望じゃないんです。京美ではカットを専攻していたのにまったく理解できず、クラスの中で一番ヘタで……。ほんとうに美容師向いてないなって。

転機は、京美の東京研修でSHIMAのヘアショウを見たこと。そのかっこよさと可愛さが溢れる世界観に、とにかく圧倒されたんです。この中に自分も入れるなら、美容師になりたい。どうせやるなら、日本一の美容室でなろうって。 SHIMAは、人気と実力の世界です。たんに技術があったり、勤続年数を重ねたりするとスタイリストになれる、というわけではないです。完全指名制なのでお客さんを呼べなければ、自分のファンを作れなければ、デビューはできない。

独り立ちするまでたくさんの試験がありますが、落ちたときはやはりショックです。挫折とまでは言いませんが、プチ心折れは数えきれません笑。それでも、食らいついていけたのは京美時代の経験があったから。「自分は不器用なんだ」って自覚したのが、今に生きてます。ちょっとの練習で上手くいく人をたくさん見てきたけど、私はそうじゃない。だから、SHIMAに入ってからは人一倍練習するようになりました。ほんと、入社からデビューまで練習をサボらなかったです。サボったら、ここでは周りにすぐ抜かれるって危機感があったので。

晴れてデビューできたタイミングで産休に入り、つい数ヶ月前に復帰しました。今はそのブランクを埋めるのに苦労してます笑。東京のモデルさんはすごく可愛い人ばかり。その人たちに少しでも近づけるように、ファンを増やしていきたい。まだまだ、挑戦はこれからです!